APIデザイン・パターンを読んだ
APIデザイン・パターンを読んだ
土曜にAPIデザイン・パターンという本を読んでいました。
昔はフロントエンドとバックエンドすら密結合していることが多かったので、WebAPIの仕様は雑でも何とかなったのですが、今はフロントエンドとバックエンドで分かれているどころかマイクロサービス化してきてバックエンドとバックエンド間の通信も頻繁に行われるようになりました。
そのため、APIの仕様を手戻りがないように設計することの重要性は高くなっていると思います。
この本はよくあるAPIのパターンと何を考慮するべきか、が書かれている本です。
ありがたいのはGoogle APIの設計ルールであるAIP.devに準拠しているため、AIP.devに準拠している開発現場なら取り入れやすいところです。
この本に従えば完璧なAPIが設計できるという本でもないですが、少なくとも70点は取れるし、第三者からAPI仕様がいけてないと言われることもないのは非常にありがたいです。
WebAPIは自分と話したこともない第3者が使う可能性があるものなので、色々気を使うんですよね。この本はAIP.devに従うような現場では読んだ方が良い、ではなく必ず読むべき本になりそうです。