ゆるいブログ

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邦キチ! 映子さんのプレゼン論が好きという話

邦キチ! 映子さんのプレゼン論が好きという話

「邦画プレゼン女子高生 邦キチ! 映子さん」という漫画が最近お気に入りなのでその話をします。

この漫画は基本的には邦画大好き女子の映子さんがマイナーだったりちょっと変な邦画についてプレゼンという形で紹介するという流れで進みます。

見た事のない映画の紹介は「ほんとにこんな映画あるのかよ、ネタ盛りすぎじゃないか」という感想になるのですが、見たことがある映画が出てくると「ああ、たしかにそういう内容だったわ」という感想になります。なので別にネタは盛ってないんでしょうね。

紹介される邦画のプレゼンも面白いのですが、ときどき出てくるこの漫画のプレゼン論がとても気に入っています。

 

まず、どうしても伝えたいものが核にあって、プレゼンというのはそれを伝えるための手段なんだというのが、良いプレゼンのありかたの本質を捉えています。

分量の都合もあるのでしょうが世にあるプレゼン系の本は、より見やすい体裁にする、理解しやすい図を作る、見た目をオシャレにするといったことに紙幅を割いています。

でも、一番大事なことはそこではなく「どうしても他人に伝えたいという想い」がまずあること、そしてそれを伝えるためにストーリーを強引にでも作るなど、手練手管を弄するのが良いのだなと思いました。

 

ビジネス系のプレゼンだと好き嫌いではなく、正確に情報を他人に伝えることが第一の目標だったりはするのですが、見て良かったと思ってもらえるようなプレゼンにはまずプレゼンターの情熱が必要だという視点は今までそんなに気にしたこともなかったのでハッとさせられました。

 

最近、社内でプレゼンをする機会がありまして、自分の興味があった部分を徹底的に調べて発表したのですが、発表後に「気持ちが伝わってきてとても面白かった」と言われました。録画していなかったので、自分のプレゼンが良かったかどうかは良くわからないのですが、こういった「想い」を重視するプレゼンは今後もやっていきたいですね。