実家に戻る
実家に戻る
年末年始は実家に戻っています。
実家では相変わらず子供と遊びつつ本を読んでいます。
昨日はふるさと納税を駆け込みで注文しました。限度額ギリギリは怖いので限度額の2/3くらい使って終了です。
ネギトロ、イクラとりんごを頼みました。
いつも頼むと大量に来て冷凍庫が一杯になってしまうので今回は定期便という1年を何回かに分けて配送してくれるものを選びました。
年末に色々本を読む
本の数は多いですが精読はしていないです。概要を掴むためざっと読んだくらい。
Google社内におけるエンジニア文化のポリシーが書かれた本です。オライリーらしく分厚い本です。
エンジニアやリーダーとしてどう振る舞うべきかという心構えの話から、コードレビューや単体テストのようなどう開発していくのかという話まで書かれています。
Googleが比較的オープンな文化であることもあり、どこかで聞いた話が多いですね。著者が悪いわけではなくGoogleがやるべきことをしっかりとやっているということだと思います。
社内コードレビューツールの使い方やSemVerの特性などは初めて知りました。
Googleの雰囲気が知りたい人向けですね。
同じくオライリー本です。こちらは300ページもいかないくらいの薄い本でした。
AIをどうビジネスに活かすのかということについて書かれた本です。
ビジネス上で解くべき問題を「記述的な問い、予測的な問い、処方的な問い」に分類しているのがわかりやすく面白いです。
記述的な問いというのは過去に対する問いで実際のデータを調べて過去がどうであったかを分析します。
予測的な問いというのは未来に対する問いで過去のデータからどういうアクションを取れば未来がどうなるのかの予測をします。
処方的な問いは現在に対する問いで、未来の予測から現在どういう手をうつべきかを判断します。
分析の手順としては記述的な問い、予測的な問い、処方的な問いという順番で行うべきです。ビジネス的な価値は処方的な問いに対する答えが圧倒的に価値が高く、次が予測的な問いに対する答え、最後が記述的な問いに対する答えとなります。
分析作業を行うことはよくあるのですが、処方的な問いについては分析結果を見る側で考えれば良いと考え、あまり手厚くフォローしていなかったので、ビジネスに貢献する意識が薄かったなと思い知らされました。
また、未来を予測する技術が自分には足りないと思っています。ベイズ理論が使えれば良いと思ってちょっと勉強したのですがまだ実用化には遠く及ばず。
300冊につられて読みました。
うさんくさい題名ですが、内容は真っ当ですね。副業を煽っているわけでもありませんでした。
いろいろ仕事を進める上でのノウハウが書かれているのですが、仕事ができる人ってこういうノウハウを身につけた人ではなく、頭の回転が速く、エネルギッシュで、細かいところまでよく気がつく人ですよね。
同僚で優秀な人がいますが人間としてのスペックがかけ離れていて勝てる気がしない。
はてなブロガーで有名なフミコフミオさんの本です。
この本では書き捨てが大事と書かれています。
適当な紙に今考えていることや不安などを書いて、その紙は捨ててしまう。
こういった書き捨てを行うことにより思考が整理され、なにかを考える際の土台となります。書き捨てなくても良いのですが、書き捨てることにより文書の体裁は気にせず思考を整理することに集中できます。
自分もたまに書き捨てはするのですが、見直しもしないのに記録は残したくて紙ではなくテキストエディタ上で行うことが多いです。
あえて書き捨てることによってどれくらいのメリットがあるのかは今後試してみたいと思います。
トレンドフォロー技法の解説書かと思ったら、トレンドフォロー技法そのものには触れておらず、どこのファンドがトレンドフォローで勝ったという話や実践者へのインタビューがメインでした。
自分の想定しているものとは違いました。
また、この本で紹介しているトレンドフォロー手法はRSIのように株価を元にシステマティックに予測するもののようでしたが、自分が考えるトレンドフォローというのはトレーダーが投資ストーリーに魅力を感じているか/失望しているかを捉えて追っていくものなので、そういう意味でもちょっと求めているものとは違いましたね。
Google Trendみたいな仕組みで投資ストーリーへの感情を可視化できたら良いのになとは思うのですがすぐには良い方法が思いつきません。
最後まで読み切りました。
後半はコボックの買い指標やタイミングインディケータなどのテクニカルに触れられていました。この本の価値はやはり前半の相場サイクルの4局面の解説にあると思います。
自分を含めた初心者が相場の枠組みを理解するためには必読と言っても良さそうです。