ゆるいブログ

毎日おもったことや、やったことをただただ書いていくブログです

読書大全読書中

特にやりたいことがないので自動的に自宅生活

ゴールデンウィーク中ですが、特にやることもないので普通に本を読んだり、子供といちご狩りに行ったりしています。

今日はAbemaトーナメントがあるので見るかどうか悩む。

読書大全を引き続き読書中

 読んだものをまとめないと忘れてしまうので以下にメモを書くが、全然読んでいる速度にメモが間に合っていないです。

でもやっぱり読んでいるだけじゃなくて、もうすこし深いところをWikipediaレベルでも良いので調べるとずっと勉強になるので、できれば200冊完走するまでメモを書きたいですね。

アダムスミス:国富論道徳感情

アダム・スミス - Wikipedia

国富論では金銀などの貴金属を富として考える重商主義を否定し、労働価値説を提唱した。

道徳感情論では倫理学に属する書物で、人間の持つ「共感、同感」を出発天として人間自身の道徳や規範の根拠を求めようとした。

バーナード・デ・マンデヴィル:蜂の寓話

私利私欲の追求が結果的に社会全体の利益につながると語った。

トマス・ロバート・マルサス:人口論・経済学原理

人口論マルサスの罠を提唱した。

経済学原理でセイの法則を否定し、供給能力を高めても需要は高まらないとした。

デヴィッド・リカード:経済学および課税の原理

自由貿易擁護論、投下労働価値説、差額地代論などを唱えた。

カール・マルクス: 資本論

投下労働価値説を否定し産業資本の利潤の源泉は労働者の生み出す剰余価値にあることを示した。

そして資本家と労働者の関係がどのように拡大再生産されていくのかを明らかにした。

また、資本主義はやがて不安定になり内部崩壊を引き起こして新しいシステムに移行すると予測をした。

ウォルター・バジョット: ロンバード街

我々の銀行制度の核にある奇妙な特徴は、人間同士の稀に見る強い信用である。何らかの要因でその信用が弱まっているときには、小さな出来事が制度を揺るがす大事件となり、その大事件は制度全体を破壊することもある。…(そうした状況下の中央銀行は)金融機関に対して、無制限に融資を行う必要がある。適切な担保があれば商人にも、中小銀行にも、あの人にもこの人にも貸し出さなければならない。

 中央銀行の役割を最後の貸し手とし、恐慌時などの信用不安にある場合には無制限に融資を行うべきだと唱えた。この考え方をバジョットルールと呼ぶ

ソースティン・ヴェブレン: 有閑階級の理論

実用だけでなく自己顕示のために消費する階級を有閑階級と呼んだ。

マックス・ウェーバー: プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

西欧近代文明を他の文明から区別する原理を「合理性」としその発展を「現世の呪術からの解放」として捉え、比較宗教社会学の手法で明らかにしようとした。

また、禁欲的プロテスタンティズムが「利潤の肯定」「利潤の追求の正当化」の意味で資本主義を肯定していることを述べた。

利潤の多寡は、「隣人愛」の実践の証であり、救済を確信させる証であり、多ければ多いほど望ましい。

しかし、当初は内からの動機づけであった利潤追求は次第に資本主義に吸収され、外圧的な動機の影響が強くなったのが現代の状況である。

ヨーゼフ・シュンペーター: 「経済発展の理論」「資本主義・社会主義・民主主義」

ワルラス一般均衡理論から出発し、それでは説明できない経済の動学的現象を説明しようとした。

需要と供給からなる財の価格決定モデルは時間が経過するに連れ、理論的には企業者利潤がゼロになる点で静止するが、現実は創造的破壊(イノベーション)という非連続的な変化がおこり、市場は経済発展と景気循環を繰り変えしていく。

渋沢栄一: 「論語と算盤」

金儲け一辺倒になりがちな経済活動について商業道徳で律し、豊かな社会を築くべきことを唱えた。

ジョン・メイナード・ケインズ: 「雇用・利子および貨幣の一般理論

有効需要の原理 が本書の根幹となる。

「需要によって供給は制約される」ことを唱えた、そのため経済対策には有効需要の管理が重要になる。

ケインズ大恐慌下では将来的な不確実性に対する人々の不安から全ての人が貨幣を手元に保有しようとする「流動性の罠」が生じることで需要が低下してしまうことを指摘した。

対策として、財政政策(減税・公共投資)や金融政策(金利引き下げ)により需要を増やすことが大切となる。

ケインズ経済学は不況時には大規模な公共投資を選好する。このケインズ経済学によって政府の債務は膨らんでしまうことになる。

ジョン・メイナード・ケインズ: 「孫の世代の経済的可能性」

テクノロジーの進化によって2030年頃には1日3時間労働が実現しているだろう、と述べたがそうはならなかった。

その原因について人類学者のデヴィッド・グレーバーは「ブルシット・ジョブ」の中でテクノロジーがむしろ無意味な仕事を作り出すことに使われたからだと説明している。