ゆるいブログ

毎日おもったことや、やったことをただただ書いていくブログです

三体を読み終わった

三体を読みました。 

三体

三体

  • 作者:劉 慈欣
  • 発売日: 2019/07/04
  • メディア: ハードカバー
 

中国の作家が書いた三体問題を題材にしたハードSFです。

三体問題というのは3つの質量を持った天体があると仮定して、それぞれの軌跡は互いの重量が干渉しあうため、複雑になり一般解を出すことができない、というものです。

 

致命的なネタバレにならない範囲で感想を書きます。

作中に出てくるVRゲームはこの三体問題を題材にしています。高度な技術を使って作られていますが、ゲームを作った目的がよくわからない、という代物です。

このVRゲームの部分は小説中で一番オリジナリティにあふれ面白い部分だと思います。

荒唐無稽だけどスケールが大きく、上手く伏線も張られているため謎が解明された時にはなるほど、と納得しました。

 

終盤はこのVRゲームがXXXを模したものだった、という話になり、謎の解明へと話が繋がります。

三体問題という問題の難しさ・美しさに比較し、終盤はどうにも人間の愚かさに焦点が当てられており、SF的な舞台装置はSFらしく風呂敷が極限まで広がった大ボラが展開されます。

終盤がどうも尻切れトンボだなと思ったら続編があるんですね。

 これは読むの大変そうだし買うの悩むなあ。

三体2 黒暗森林 上

三体2 黒暗森林 上

  • 作者:劉 慈欣
  • 発売日: 2020/06/18
  • メディア: 単行本
 
三体2 黒暗森林 下

三体2 黒暗森林 下

  • 作者:劉 慈欣
  • 発売日: 2020/06/18
  • メディア: 単行本
 

 

 このすば最終巻を読みました

今までちょくちょくオリジナル展開があったような気がしますが、今回は小説家になろうに連載していた時とほぼ同内容だった気がします(既視感から判断しているだけで実際になろうでどうだったかは覚えていない)

大団円で良いですね。

 

 Abemaトーナメントチーム稲葉vsチーム天彦を鑑賞

子供の面倒を見ながら見たりしたので棋譜の内容は正直ほとんど追えず。

結果はチーム稲葉の0勝6敗ということでずいぶん厳しい結果になったな、と思います。