ボヘミアン・ラプソディを見ました
ボヘミアン・ラプソディを見ました
この映画を観るまでWe are the championsがクイーンの曲だったことを知らなかったくらいなのですが、評判が良いので鑑賞。
すごく感動するというわけではなかったのですが、楽曲がとてもよいのもあり、心を動かされました。
この映画は伝記ですがストーリーはシンプルです。野心を持った人間が成功を手に入れたあとでその傲慢さから孤独になり、最後に反省して仲間と一緒にライブをする。
主人公であるフレディを唆す悪役も用意されており、あまりにもわかりやすい。きっとわかりやすい映画にするために誇張されているのだろうなあ、と感じるポイントが多いです。
要素は陳腐ですが、楽曲の良さとフレディのひたむきに生きている様子が胸を打ちます。
フレディはインド系の家系に生まれ、敬虔なゾロアスター教徒の家に生まれます。パキというインド・パキスタン人に向けた蔑称がことあるごとに出て来るマイノリティ。出っ歯で小男だが、音楽への情熱は人一倍で妥協はしない。孤独が苦手だが人付き合いは上手くなく、すぐに周囲を怒らせてしまう。
実像は知らないですが、この映画で描かれるのは欠点だらけで共感できる等身大のフレディの姿です。