ようやく体調が復調 / Solaris 技術者のレイオフが感慨深い
Oracle が Solaris 技術者をレイオフ
ついにこの時が来たか、という話。
自分の仕事のキャリアは Sun Microsystems の日本支社でアルバイトをしたところから始まっているので、とても感慨深いです。
当時日本 Sun Microsystems は Sparc という i386 系ではないチップ上で動く Solaris という Unix 系 OS で業務が行われていて、社内では基本的にSolarisしか使っちゃいけないというすさまじい環境でした。(検証用にWindows機もこっそりあったけど)
世の中には Windows2000 や Windows XP がある時代に ↑ のようなとてもダサいデスクトップで作業をしていました。このダサさこそがビジネスで使われる信頼性の高いシステムなんだ、と自分達を騙して暮していました。
昔はマシンパワーが非力だから Java のコンパイルが糞重くて~とか、当時はブラックIT最盛期でみんな身体壊す勢いで働いていて実際に自殺した人もいたりいなかったり~とか昔話もありますが、長くなりそうなので省略します。
Sun の理想だった「The network is the computer.」が達成され、PC 上で動く OS なんて安定していれば何でもよくなった昨今は本当に良い時代になったと思います。
時代に合わせて変革できなかったものは滅びるという IT 系あるあるな話の一つとして、 Solaris も忘れ去られていくのでしょう。(もうほぼ忘れ去られているというのもあり)
というわけで R.I.P
仮想通貨に手を出すか否か
1万円分ほどはビットコイン持っているんですが、もっと積極的に仮想通貨界隈に投資をすべきかで悩んでいます。
LivePickで落合陽一さんがビットコインの話をしてましたけど、ちょっと今は実需なんて無視して上がっているので値崩れしてもおかしくない気がしますよね。
でも乗り遅れて機会損失が発生するのもそれはそれで嫌という悩ましいところ。
大きなイベントとしては、9月に Ethereum がハードフォークして、
11月にビットコインもハードフォークする
というフォークが大流行の状況です。
フォークの度に通貨が増えていくことになるし、既存のビットコインも EC などと連携するにはトランザクション時間に難があるので、どう転ぶかわからないんですよね。価値が突然 1/10 になっていても驚かないです。
価格が上がる時は需要を見ながらジワジワ上がりますが、下がるときはファンダメンタルの裏付けが無い分、FXよりもナイアガラで落ちるでしょうね。
とりあえず bitflyer は取引できる通貨の種類が Bitcoin/Bitcoin Cash/Ethereum/Ethereum Classic/Light Coin の 5種と少ないので、coin checkにも登録しておいてよい仮想通貨を探しつつも暴落を待とうかなと思っています。
また、知り合いの職場が手を出したみたいなので Factom を調べてたりしたのですが、
Factom(ファクトム)とは?-分散型データ記録プラットフォームの概要と将来性 – ブロックチェーンビジネス研究会
これはブロックチェーンと言ってもデータ記録用プラットフォームの利用権を通貨として売り出しているようです。
詳しく調べるまでは「AWS のマネージドサービス使えばいいじゃん」と思っていたのですが、ハッシュに利用記録が紐づくというシステムがまんま AWS で提供されているわけではないので、これはこれで需要があるのやもしれないですね。
クラウドファンディング試してみました
と言っても支援側です。
OpenDataStructuresというアルゴリズムの入門書のクラウドファンディングで、実際に読んでみたのですが、まったく知らないというわけじゃないけどうろ覚えの知識が多くて反省しました。なので試訳を読ませて頂いて勉強中。
タダで読ませてもらうのも悪いし、クラウドファンディングしてみたかったのでパトロン参加しました。
4章にSkipListの話があるんですが、SkipListなんてRedisのコードを読む機会がなけりゃ存在すら知らなかった(※ RedisのSortedSetはSkipListで実装されてます)し、この手の教科書も定期的に読まなくちゃいけないな、と思いました。英語で読むのがいいんだろうけど、英語はいまだに辛い。
そしてこのプロジェクトを立ち上げた人達の問題意識が素晴らしく、母国語で読める大学レベルの教科書が少ないから橋渡しとなる本を出したいというのは、本当に素晴らしいと思いました。作者に連絡を取って飜訳をするという実行能力の高さも素晴しすぎて、キラキラしていて眩しい。あーこんな優秀な若者でありたかったなあ、と思うのですが、まあ今からでも何もしないよりはマシでしょう、ということで本を読みきるところから始めます。
北朝鮮問題
水爆の実験をしていたようで。
こういう時事問題は自分が何か言って変わる気がしないのですが、なんとか止めてもらいたいけども早急に止める手段が無いのがつらいですね。
風邪なので読書中
こんだけ書いといて何ですが、風邪がひどかったので土日は引きこもっていました。デートには行ったけど(と謎のリア充アピール)
意識高い方々の中で評判の良い決算書本。こんな深い読み方ができるんだーという意味で興味深いです。が、実行に移せる気がまったくしない。ガチ投資家さんとか経営者志望とかそういう人達向けかもしれないです。
数字の羅列として決算書を読むのではなく、ビジネスモデルを整理して競合他社と比較してその会社の強み・弱みを理解する。そしてそこから次の経営戦略を予想する。
プロだなあ、と思いました(嘆息)
Amazonで安かったので買った本(適当な解説)
昔から時間管理には興味があったので、その手の本はたくさん読んだことがあり、特にこの本で斬新な発見とかはなかったです。でも実行できるかどうかというと微妙。
朝はゴールデンタイムと言って生産的な時間とされているんだけど、実際問題、眠くて二度寝とかするし、家事もするでしょう。9時になれば株価を見るし。……書いててその辺が自分は駄目なのかもしれないな、と思いました。起きてすぐ精力的に動ける自分になりたい。やっぱり夜に朝やっていた事をもってくる必要がありそうなんですよね。だいたい疲れているから無理だけども。
ちなみに書名は24×60=1440で一日に使える時間です。睡眠時間は長く取る必要があるので最初から引いとけよ、と思うので 17*60 = 1020 で「1020分の使い方」としたい。
- 作者: 海道左近
- 出版社/メーカー: ホビージャパン
- 発売日: 2016/11/01
- メディア: Kindle版
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最後にラノベ。インフィニット・デンドロビウムデンドログラムです。
新作ラノベ総選挙とかいうので一位になったそうで、なろう小説だからタダで読めるというのもあり読んでみました。
今は4章まで読んでますけど、登場人物が高スペックで容姿も良く、チートもほどほどで楽しく異世界生活を送っていて、不条理な日常に対する怨念の込められた作品が多いなろう系にしてはすごく素直な作品だなと思いました。テイルズオブなんちゃらで発売してもそんなに違和感が無いと思います。
魂の作品、とかそういう面白さではないけども、商品として売れるレベルで良くできているし作者が速筆っぽく更新が早いのが良いと思いました。まだ途中なのでこれから評価が変わるかも。
というわけで長々書いたけど、土日にやったことの半分も書いてないので、やっぱり人間って意識しないでもいろいろ行動しているんだなあと思った次第でありました。